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9月14日(金)


10:00~16:00 平成18年度特別会計決算 特別委員会 開催

津田は、平成18年度一般会計決算特別委員会の出席することになっており、今会は傍聴しました。

 午前中は水道事業会計に関して、午後からは市立川西病院の会計決算審議でした。


①川西市水道事業会計においては、

・施設・設備の老朽化更新・・・・・鉛配管をいまだ33000箇所で使用しているが、いっせいに処理するのには、50億円必要なので20年計画で順次改良していく。(鉛管であるからといって、人体への悪影響はない。)個人財産という考え方であるので、1軒当たり14~15万円の支出となり、年間800軒くらいですすんでいる。

・配水地の補強を行う。

・安定な水の安定な供給の充実に向けて取り組んでいく。

・水道事業の民営化など今後の方向として、民営化・委託・指定管理者・独立法人・・・などあるが、今後の方向は考えていくと市長の話も。

・川西の水には、水の供給の仕方が自己水(井戸水)・・・久代浄水場・・・と委託水・・・多田浄水場・・・という区分けで、自己水が減、委託水が増加の傾向にある。委託水の方が安価。猪名川の水利権を川西市がもっており、10年後との更新を行っている。使いたいと思う量を当初報告していき、実施していくが使っていかないと減らされていくので、安価でもあるので、今後委託水を増やしていくようにしていく。

・飲料水としての川西の水は、安全・安心の水といえるが、どうしても塩素を投入してそれを保証しているので、多田浄水場で管理し、尼崎周辺まで送水しようとすれば、途中塩素濃度が落ちていくことを見込んで、投入していかざるを得なく、川西では、塩素臭がする水道水と言われるような濃度にもなり勝ち。そこで、途中の浄水場を設けて塩素濃度のチェックをすればより美味しい水に近くなると思われる。などなどの話から、川西の水をペットボトルで販売できるようなことを考えていないのかとの議員からの質問に、コストがあわないとのことで実施できてはいないとのこと。しかしながらそういったことでの販売ルートを探っていくことと環境問題への自治体の責任という意味では、ペットボトルでの販売ではない方がいいなあという思いを持ちながら、聞きました。

結果 この委員会出席の全委員の「認定します」で認定されていきました。



②市立川西病院事業会計決算の審議に関しては、

・平成18年度に産科医療を5月から再開したものの長期間産科医師が1名体制だあったために分娩件数が落ち込んで産婦人科科収益が大幅に減少した。

・4月の診療報酬の減額改定、患者数の入院控え傾向などがあり、外科、整形外科の入院患者数の落ち込み、収益の落ち込み

・平成18年度決算は非常に厳しいものとなったが、小児科、産婦人科などの特定診療科における絶対的な医師不足及び新医師臨床研修制度などを原因とする医師不足及び全体的な医療費抑制策のため、市立病院としての基本的な医療機能のみならず経営をも直撃するという厳しい医療経営状況ではありますが、今後とも良質な医療の提供と経営改革に取り組む。 
理事者側からの説明の後、出席の委員から質問など出されました。

・次年度からは、収支報告の中で、診療科別の報告をお願いしたい。

・近隣の自治体での病院経営の実態・報告からすると、川西市立病院では本当に良くやっていただいていると感謝する。

・診療収益を上げて赤字解消になるようには、特別に専門的な診療科を意識して作っていくという方法があるが、・・・の問いかけに、病院長は、「市立病院の役割というのは、全部を受けていかねばならないところから出発すると考える。その上で特別の診療科が出てくるということがありうる。

などなどの意見が出されて、委員一人ひとりの意見表明の発言があり、3人の委員が「認定しません」という発言でありましたが、多数の委員の認定しますで、結果、「認定」されました。

認定しませんのご意見のなかで、消費税が絡んでおり・・・という発言がありましたが、それならすべての決算報告では、消費税がらみとなるために、いくら意見交換をしてもこのことの理由で『結審』していくのなら、これまた違った意味でむなしいなあと思えました。


16:30~17:20 4階の市庁室で、ボーイング・グリーン市長一行表敬訪問 出席

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 ボーイング・グリーン市は女性市長、ブキャノン郡長、ハイザー商工会長の3人を、川西市国際交流協会の大西会長・四谷副会長・村木教育長・大塩市長・的場、水田副市長・をはじめ10人の議員も加わって、事務局一同お迎えしました。この夏5人の川西からの交換中・高校生(全員女性)が訪問し、ホームステイをさせていただいたこと、5人とも皆すべてに驚きの気持ちをあげて、いい夏休みをすごしていったことを話していただきました。

神戸製鋼の工場があるという市ですが、その工場の拡張に伴って、工場内に道路を通していくことになったとか。その道路名は、「カワニシストリート」と命名するのだと市長が、嬉しいことを言ってくださいました。神戸製鋼で、「コウベ通り」にならなくてよかったなあとは出席の川西側の声でした。

つくづく思いました。人と人のかかわりが下手なわかもの・ニート・ひきこもり・・・をいうけれど、若者だけではないよなあ。我々大人もへたくそなのかなあ。

この短い間に、この女性市長は、印象に残る一言を言いおいた。人の心をつかむこと、それは相手のことをただ単に持ち上げるというのではなく、・・・こういう素養・・・・大事なことだと。それはこの日になるからできるということではなく、常日頃からの振る舞い、感性なのでしょうか。中国でも感じましたし、またここでも。振り返れば、「鎖国」の間にとまってしまったものがあるのでは・・・・。自分も含めて鍛錬だし、これからの「若者」にも感じ取って欲しいことだと。どんどんこのまちづくりに若ものを入れていって、「政治」に参画できる土壌を創り上げたいなあとまた思ってしまいました。
by tsudahibi | 2007-09-17 22:43

兵庫県川西市・市議会議員つだ加代子です。ご訪問ありがとうございます。 皆さんのご意見・ご要望をお聞かせいただき一緒に考えたり共に行動をおこしていきたいと思っています。 よろしくお願いします。


by tsudahibi
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