7月11日

 
11:00~受付

 
13:00~14:30 講義 「地域医療の再生~地域が支える医療~」
         
講師:自治医科大学地域医療学センター長 梶井栄治さん

  
まずもっていい場に来れたと実感したのがこの梶井先生の話から。一般論から、丁寧な言葉の定義に至るまでのわかりやすい説明。

  
●地域医療を担う医師の育成
 ―「地域医療とは、生活の質にも注目しながら、住民一人一人に寄り添って、支援していく医療活動」である。
  
―高齢社会の到来は、疾病構造の慢性化・複合化で、“治す“から健康増進・予防・ケアへ。結果医療費の高騰となり、医療体制の見直しや質の高いプライマリ・ケアの整備は必至 
 
-日本の医療には、自由さが存在する。【診療科、勤務場所、開業を自らが決められる】【欧米ではかかりつけ医が決まっているが、フリーアクセス】
  
―地域医療再生基金(地域医療再生臨時特例交付金)平成21年度~25年度まで、計4450億円を国は府県に出資している。…兵庫に至ってはどういった形で活用されているのか?  

-かかりつけ医・総合医(何でもできる医師)・・・これからの日本の医師育成のポイントか!「何でも治せる医師」ではなく、地域にいて、総合的に判断し差し向けることのできる医師が必要。つまり我が国の地域医療に求められる医師は、専門領域にとらわれない幅広い診療が行える医師像である。


●小児・産科医療への取り組み
―地域中核病院への小児科医の配置は、1人ではなく、2,3人と増やしていき、毎日の当直でないようにしていくと研修医は増えてくるはず。しっかりと1次~2次3次
医療機関へとつなぐ策を。

―2次医療機関には、4人以上の産科医体制が望まれる。(2人ペアで、勤務。1日は必ず休める。)


●救急医療への取り組み


●医療機関の機能分担と連携
―栃木県の例:自治医科大学病院が最後の砦に。


●保健・医療・介護・福祉の連携・・・まさにここにメスを入れていかなければならないと実感。


●住民が参加する地域医療づくり

―先進地の例:藤沢町。コンビニ受診と医師の疲弊など・延岡市の地域医療を守る条例(押し付け強制ではなく、自発的に取り組み行動目標で、みんなで取り組むという意思表示である。)

―臨床研修枠の決定(地域及び診療科ごとの配分)や臨床研修後の医師の公正な地理配分のための取り組みについて、各国ではしっかり決められているにもかかわらず、日本での取り決めはない。(ここに大きな政治的な国レベルの政策がいるのではないかと感じた。)

*少なくとも医師ではない一市民の我々が取り組みことはこの視点であろう。


14:45~16:05 事例紹介とグループワーク
  「かかりつけ医・中核病院との機能分担の取り組み」東近江市地域医療政策課
 
*わが川西市に、そもそもこの課はあるのか?そこからが大きな課題であると認識。


16:20~17:40 事例紹介とグループワーク
  「在宅医療推進の取組み」尾道市立市民病院地域医療連携室看護師長
  
公立みつぎ病院への行政視察を思い浮かべる。尾道市の太いパイプ!
 
-なぜ在宅医療を推進することが必要なのか? 平成20年以降、急激に高齢社会のもとで、死亡者数が増加。今日のように8割を病院で看取ると病院はパンク・勤務医は疲弊。
 
-地域医療連携の役割・・・急性期病院から、回復期・療養型医療機関、施設、在宅にわたる切れ目のない適切な医療・看護・福祉サービスを提供すること。/地域医療連携室・ケアマネージャー・訪問看護師・在宅支援看護師らが、医療介護の役割を担う。

 -退院時の支援。退院支援患者の選択
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by tsudahibi | 2012-07-19 19:54