4月13日(水)
2011年 04月 18日
休日を取ることもなくあわただしい日々を過ごしていますが、こんな状態ではあまりにせつないなあと、今日は一日、オフの日を創りました。以前から息子が、行ってみたいといっていた東本願寺で行われている井上雄彦氏の親鸞を描いた屏風絵を見に行こうと。孫も大喜び。桜のホッとでき、癒されるあの淡い色と一年に一度ゆっくり見る時間を取るものだと。
すでに葉桜
孫はすぐに屈んで花びら拾い。
春の風情の京都
ちょうど同じ場所で、中村久子さんの「語られるいのち」についてのVTRや人となりの紹介展示がありました。3歳の時に両手両足を病気で失われた彼女の人生をつづっていましたが、4歳の孫は、そばにいて読めない漢字字幕を読んでとせがみ、帰宅して、ひいばあちゃんに語っていました。よほど衝撃だったのでしょうか。夜の食卓はそのことで語りあっていました。かつて娘といったパリのルーブル美術館で、大きな絵の前で、父と息子が並んでたたずみ、父親の話をじっくり聞いていた息子がいまして、あのような語らいがある家族であってほしいなあと言い合ったものですが、まさにそのことが今日。孫とおばあちゃんの語らいでした。
ゆっくりした時間で味わった春。
by tsudahibi
| 2011-04-18 15:07