11月18日(日)
2007年 11月 19日
9:10~鼓滝の下滝公園でのクリーンアップに加えていただいて、その場にある西行
の歌碑の周りにゆかりのしだれ桜を2本植樹しようと計画で、ここの自治会の方々の高齢の行事に参加させていただいて実現しました。
話を聞く参加者
早くから来て持っていてくださった自治会の方々
植樹のしだれ桜の前で。吉田自治会長さん、三宅さん、津田
植えられた草花
新東多田自治会の皆さんは、7時から来て火を起こし、準備に。焼き芋を焼いて、皆さんと共に味わう準備と。
10:00~自治会の花壇に色とりどりの花を添え、その横に2本のしだれ桜を植樹しました。まだまだ背丈ほどの細いものですが、3年すれば花を開かせて、楽しめることでしょう。会の方で、水遣り当番も決めまして、月2回その場に行ってみようということになりました。
12:00~15:00 鼓滝駅前の「幸寿司」さんにて、歌碑を愛する会の会合。
西行の歌碑を鼓滝の交差点にある下滝公園内の地に建立して、今年で10周年を迎えます。当時の方々で近くにお住まいの方々10人が集まりました。
西行の話を忌部眞司さんにしていただき、そこから川西の文化についての話が弾みました。
音に聞く 鼓ヶ滝を うちみれば
かわべにさくや 白百合の花
西行
これが碑に書かれている歌ですが、鼓ヶ滝はどこにあったのか?能勢電車の駅付近であるのか?銀橋の下流にあるのか?急流なのか?はっきりしないようですが、滝は①猪名川西岸に存在した可能性あり。滝山・・・滝があった山ではないか。②「銭取岩」近辺から西へ50メートル行ったところに矢問滝ノ原という地名があり、そこか? いずれにしても特定はいまだできていないようです。
川西を案内しようとしても、多田神社か満願寺か。またいって中に入っても5分とかからないで終わってしまう見学でしかない。先人が示した足跡などをうけついでゆく文化の継承をはからなければならないと異口同音に語りました。そうです、少なくとも役所ではどのように考えてきているのか、伺っていきたい点です。
願わくば 花の下にて春死なん
そのきさらぎの 望月のころ
西行
この歌にちなんで、さくら、それもしだれ桜の植樹となってのです。
お近くを通られる方々是非ご覧下さい。歌碑としだれ桜を。
by tsudahibi
| 2007-11-19 20:52