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5月18日(水)

 
7:00~8:00 恒例の民主市民クラブ朝の市政報告会 JR川西池田駅頭。
  
小雨あり、統一地方選挙ありで、のびのびになっていました市政報告会。2か月半ぶりでしょうか、再スタートできました。来週は川西能勢口駅前です。そして平野・畦野・清和台とまわります。水曜日ごとにまわります。

  
別添しております、会派ビラを配っていました。「いつもご苦労様!」と声をかけていただけた女性。「政治がしっかり役割を果たしていない。民主党の菅さんは信じられない。県会につないでいくから、県会議員を出し応援していくといるというけれど、ほんまに県につないでいけるの?国につないでいっているの?」
  
そうです、見えないのですよね。直接どう動いているのかが。
  
政権与党にならないとすべてが見えてこない、野党では、全容が明らかにされない。

民主党が政権を取る前に伝えていたマニフェストが、政権を取ってからは、全容が見えたらできないことがわかってきたというくだりがある。なら次期、たとえ政権が変わったとしても、またまた見えてこない部分で四苦八苦する状態となるのが予測される。この国は情報公開をして、論議し、民主的に動かすことができないのか。隠さないと不安になっていくからと言って隠した部分が隠せなくなったときに示されてもますます不信感のみ。自民党時代に作ってきた原発を今爆発によって汚染となっている感を、これからどうしていくのか。汚染水を今後どう処理していくのか、そうしている間も作業員やその家族、その地域でまだまだ暮らしている人々の健康にかかわっての問題を思えば、直近の難題とこれからの展望を二つの柱にして審議していく必要があるのに、できているのか不安がのぞく。

 
今日の朝日新聞に掲載されていた大江健三郎氏の「あいまいなまま続けさせるな」「核の時代の混乱と霧どこへ」を読んだ。

 
チェルノブイリ原発事故の際、当時、東独の女性作家クリスタ・ヴォルフさんは、≪わたしは・・・いつもより一段と声を高めて…核技術のリスクは他のいかなるものとも比較できないほど大きく、したがって最小限でも不安定要素があればその利用を放棄しなければならない、と誰かに訴えなければならないと思いました。≫こういっています。それを大江氏は、「チェルノブイリ原発事故の総体の調査が行われていないことへの焦燥があったからです。氏のドイツの科学者である友人は、論文完成を前に研究を放棄したとのこと。」
 
・・・そして福島原発で、チェルノブイリと同じ大きさの事故が起こったのです。
直後には、原発を推進してきた自民党総裁も,【それを続けるのは難しい状況だ】と言明。1週間後には、【安定な電力供給ができないと製造業など維持ができるのかという問題もある。】5月5日には、朝日新聞には≪早くも「原発維持」に向けた動きが始まった。原発推進派の議員が集まり新しい政策会議を発足。≫と。

5月6日には、菅首相の浜岡原発の全停止要請があり正当な判断だと思い、
浜岡に特有のケースの強調には、改めてぞっとしながら、・・・。

5月8日には、首相は、浜岡以外の原発に向けての要請はないこと、「脱原発」路線には踏み込まないことを表明。

まだ収束もおぼつかないのに、これまでの原子力計画を続けるとすれば、そのあいまいな日本の、次のわたしたちに、果たして未来はあるのでしょうか。

こう結んでいます。この国はこの国の民をも守れないのかと問うているのですよね。

今日夜のTVで、ポリオン生ワクチンの副作用でのポリオ発症が出ている、他国では、生ワクではなく、注射での接種となっているという。世界地図での色分けでは、ヨーロッパ諸国、アメリカなどは生ワクチンを与えてはいないという。しかし取り残されているような図式である日本ではまだ変更は考えられないとのこと。これでいいのか。なぜそこまで変えないことにしがみついているのか。元気な子どもだから、飲ませたので、それを服用することによって病気となってしまったのでは、人災でしかない。

そこんところの子どもと大人たちへのこれからの支援こそが入用なのに・・・・。

 
改めて、この国が、これからの未来を感じ取れる活力を生み出せるのでしょうか?

違った課題で、問われているともいえる。
by tsudahibi | 2011-05-22 11:07

兵庫県川西市・市議会議員つだ加代子です。ご訪問ありがとうございます。 皆さんのご意見・ご要望をお聞かせいただき一緒に考えたり共に行動をおこしていきたいと思っています。 よろしくお願いします。


by tsudahibi
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